SIGMA24mmF1.4 Artが発表になりましたが ― 2015年02月11日 22:30
「サジタルコマフレアを良好に補正して、天体やイルミネーション撮影に威力を発揮する」とうたっています。
魚眼以外の広角で現在も使っているのは、NIKONの28mm/F1.8GとSamyang 35mm/F1.4です。NIKONレンズをキャノンで使う面倒さを感じているのと、フルサイズではF4相当まで絞らないと、周辺像が不満です。
NIKON28mmの昨年の使用実績は1度しかありません。
広角レンズを使う状況は、星景や銀河の撮影に使うことになると思います。
24mmのフルサイズでの夏の銀河というのを考えると魅力を感じます。
フルサイズカメラは、使ってみてわかる良さがあります。APS-Cより、はるかに広いCMOSセンサーでの撮影に慣れると、60D,50Dの出番は極端に 減ってしまいました。ただ、光学系を選ぶので、古い設計のレンズはことごとくダメとなりました。今回のSIGMAのレンズは、FLDやSLD、非球面レン ズをたくさん使用した設計となっています。下の図の黄色はFLDレンズ、青はSLDレンズ、ピンクが非球面とのことです。異常分散ガラスをなんと7枚も 使っています。
バレンタインのLovejoy ― 2015年02月15日 17:09
昨日は、大変好天に恵まれた週末となり、1ヶ月ぶりに海へ遠征しました。
まず最初の撮影したのが、Lovejoyです。先月の様なテールではありませんが、BORG77EDでの画角をはみ出すテールがありました。テールの中にはこぶ状の濃いところもあり、相変わらずの変化に富むテールです。
BORG77EDII+F4DG (330mm/F4.3) +HEUIB-II 4min x8 (total 32min)
GPD赤道儀(AGS-1S改) Pencil BORG+DSI-Pro PHD Guiding
RAP2でFLAT → SI7でコンポ&カブリ補正 → CS6で仕上げ
ガム星雲西側 ― 2015年02月16日 12:51
ガム星雲をSamyang 35mmと60D+LPS-V3での撮影としました。LPSーV3での広角撮影では、しばしばレンズの色ムラや、画質劣化を来すのですが、Samyang 35mmとの相性は良く、赤ハロの増加程度で済みます。
縦構図で、徐々に昇っててくるガム星雲を東西3コマでのモザイクを考えて撮影しました。まず西側をアップします。完成できるかどうかわかりませんが、本年の試みです。
Samyang 35mm/F1.4 絞りF2.8 8min x9
GF-50 ノータッチガイド
RAP2でFLAT → SI7でコンポ&カブリ補正 → CS6で仕上げ
ガム星雲全景 ― 2015年02月16日 12:53
地平線付近が大気差で、星が伸びてしまいます。モザイク時に、カメラの角度を少しずつ調整したほうが良かったと反省しています。
Samyang 35mm/F1.4 絞りF2.8
西:8min x9 中央:8min x9 東:8minx9 Total: 216分
GF-50 ノータッチガイド
RAP2でFLAT → SI7でコンポ&カブリ補正 → CS6で仕上げ
元画像の地平線付近の赤かぶりは、けっこうきつかったです。
LPS-V4のFFがあればと思いますが、FFは高いですね。
バレンタインのLovejoy その2 ― 2015年02月17日 20:53
どこまで尾が伸びているのか確認のために撮影してみました。テールは、かなり短くなり、遠ざかりつつあるのだと感じました。長い間楽しませてくれている彗星ですが、超焦点でないと厳しくなってきました。
APO Sonnar 135mm/F2 絞りF2.8 3min x8 (total 24min)
GPD赤道儀(AGS-1S改) Pencil BORG+DSI-Pro PHD Guiding
RAP2でFLAT → SI7でコンポ&カブリ補正 → CS6で強調 → FlatAideで背景整え
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