GS-200RCとCCDT67の接続2015年02月09日 20:28

冬型の気圧配置で、寒くて雲の流れる状況が続いて、機材調整しかできません。
春の系外のシーズンを控えて、昨年導入したGS-200RCの調整をしています。

昨年は以下の4つのReducerのテストをしたところで、梅雨の到来でテストがストップしていました。
純正の0.75XReducer △
BORG 0.85XDGL △
BORG 0.78XDGT ○
BORG 0.70XDGT ×
の4つのReducerのテストをしました。

上記の中では0.78XDGTが最も良い結果でした。
しかし、まだ焦点が長めであるので、0.67Xにトライすることにしました。

ネットで実績のある、AstrophysicsのCCDT67とGS-200RCの接続テストをしています。
OAG9を入れての接続のパターンです。
これは、あくまで私の手持ちのパーツやBORGのreducerを使うための接続パターンですので、
決しておすすめではありません。自分の覚え書きとなります。


GS-200RC付属の純正の延長筒は外します。
①【T439】M90B<->M68.8B鏡筒用接続リング
②ヘリコイドMもしくはFethertouch Focuser
【7602】M57/60延長筒S (光路長20mm)
④【T1952】M57A/M52B→M48接続リング(光路長0mm)

これで、M48オスねじの接続が可能です。①と④はコスモ工房さんにお願いしました。

CCDT67(M48接続)
⑥OAG9(M48接続/M42P1.0)
M42旧Pentax接写リングNo.2
⑧薄型M42P1.0EOSマウントアダプター

きちんとバックフォーカス83mmとなっていません。EFマウントのフランジバック44mm分の残り39mmとなりますが、おおよそOKと思います。
これでOKですが、CCDT67接続部の剛性に不安があり③【7602】M57/60延長筒S (光路長20mm)の外側にはM60のネジが切っています。BORGの

【7640】M60→M60AD
【7601】M57/60延長筒SS
【7458】M57→M57ADII
【7501】2インチホルダーS

これらをCCDT67にかぶせる様に接続して2インチホルダーのねじでさらに固定しました。これにより、CCDT67をしっかりと固定できるようになりました。たわみの心配はないと思います。

これでフォーカスチェックをしてみました。


無限遠も出ました。
これだとM42の制約で、APS-Cまでしか使えません。 もっともCCDTは、APS-Cまでが良像範囲との事です。 晴れたら、実際の星像テストをしてみるつもりです。
今回少し購入したパーツ類の中でダメだったのはM48ヘリコイド(可変延長筒)でした。あまりに粗雑なつくりに、がっかりしました。
OAG9のカメラ側のM42P1.0接続をM48P0.75のT2ねじに変更して、可変ヘリコイドで、バックフォーカスを調整して、フルサイズでも使える様にと考えていたのですが、これではボツです。