2本のSonnar2014年08月24日 09:31

この夏の西日本の天候不順は、かつて経験のないほどです。日照時間の少なさ、降雨量の多さとも記録的です。高知県では、8月に入ってからの雨量が 2200mmを越えたところもあります。広島では、先日の未明の豪雨により、多くの死者と行方不明者が出ております。被害にあわれた方のご冥福をお祈りい たします。

対岸の愛媛では、それほどの雨はなく、蒸し暑い夏が続いております。7月25日以来、まともに晴れた夜はなく、悶々とした日々です。
その憂さをはらすべく、Carl Zeiss APO Sonnar T* 135mm/F2 ZEをポチッてしまいました。こんなに高いレンズを買ったのは、望遠鏡以外ではありません。今回は、望遠鏡を買ったんだと思い納得しています。

同じSonnarですが、かつてはCONTAXブランドでのSonnarがありました。私も、ContaxのSonnarを持っているのですが、これも結構良いレンズです。ヤフオクで8Kで入手したのですが、フルサイズの周辺までコマのないレンズでした。しかし、色収差が残っているのと、少し絞るとウニウニがあるので、出番は少なめでした。
古いSonnarと今回のSonnarを比べると、その太さが際立っています。
大きな前玉のレンズを見ていると、引き込まれそうな魅力があります。
この新しいSonnarは、コシナが作っています。コシナはVoigtlanderやZeissブランドで、高級ブランドのレンズを作ることで、昔のイメージからの脱却に成功しているようです。

このSonnarに関しては、EDレンズを4枚使用して、徹底的に色収差を排除したレンズです。もちろん、解像度も優れています。マニュアルフォーカス で、ISやOSなどもないので、望遠鏡的な使いかたができます。フォーカスリングも微妙なコントロールが可能の様です。レンズの評価については、大変素晴 らしい評価を得ているレンズです。Zeissブランドで、少し高い気もしますが、純正で作ったら、もっと高くなりそうな気がします。。

解放では周辺減光がきつくなりそうですが、コマや色収差もなく使えるとのことです。ハイスピードで撮影するには大変有利になります。とはいうものの、晴れないことには、宝の持ち腐れとなってしまいます。
夏が終わらないと、このうっとおしい天気も終わらないと感じます。8月の新月期の予報はダメです。もうしばらく、がまんの日々が続きそうです。


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