もらったPCを7にして遠征用に2014年04月22日 20:40

Windows XPのサポート終了で、職場の同僚からSONYの薄いPCをもらいました。
XPにダウングレードしていたそうですが、どうにも動作が遅いのと、XPのサポート切れで、新しいPCを買ったので不要となったそうです。とは言え2009年モデルで、裏にはWinodow 7Proのシールも貼ってあります。
拡張性のないソニーのモデルで、メモリーはオンボードの2GBで増設不可で、SSDもUltra ATAの64GBで、換装不能というスペックです。なんとも低スペックですが、今使っている遠征用のEeePC901Xよりはモニターも大きくて、使えそ うと思い、再インストールすることにしました。
ソニーのPCは、自分では絶対に買いません。HDDの換装やメモリーの増設といった基本的な事が、大変面倒です。しかし、もらったPCは超薄型モデルで、バッテリーをすこしおごってやれば、遠征PCに持って来いです。

Winodows 7 Pro (32bit)を再インストールしました。思ったよりは、さくさくと動作します。
そこで、遠征用に必要なソフトをインストールしていきました。

以下は、2日間にわたる悪戦苦闘の覚えです。

32bitなので、SuperStarIVは前バージョンでもOKでした。
DSI Proを使うので、MeadのところからAutostarSuite V5.5 Envisage7.09 どをダウンロードしてきてDSI Proのドライバーをインストールしました。

ASCOMのほうは、ASCOMPlatform6 SP3を使いました。
PHD Guidingは1.11.0です。
QHY5LIIのドライバー、ASCOM用のPlug inも難なくインストール

ここまでは、すんなりでした。
さて、DSI Proでは、リレーボックスのFT245のドライバーとASCOM用のFT245のPlug inをインストールが必要です。
リレーボックスのFT245のドライバーは難なくインストールできました。
引き続きASCOM用のFT245のPlug inですが、これに苦労しました。ロシア人が作成したPlug inですが、インストールが難しかったです。
Windows XPのときは、Cドライブの浅い階層にTEMPファイルを作成して、そこにダウンロードした内容をFT245のファイル名にしてコピーして、中のinstallのバッチファイルを実行するだけでOKでした。
今回はそれがうまくいきません。どうしても、FT245のプラグインを認識できません。
困ったときのネット検索で、ASCOM FT245 Windows 7などでググってみました。

どうも、プラグインのインストール先が、Winodows XPとは違っているためのようです。
regsvr32なんかのコマンドが必要との記事が見つかります。

T-Fixさんの記事にもヒットしました。
コマンドプロンプトを使うとのこと。これは、DOSの知識のない自分にはハードルが高いと感じましたが、調べて行きます。
コマンドプロンプトをするには、すべてのプログラムからアクセサリーを選択し、その中のコマンドプロンプトを選択します。そこから、 FT245ascom.dllをレジストリーの操作が必要であり、それには コマンドプロンプトのregsvrが必要です。なんかよくわからないけれど始 めました。

コマンドを実行するためにまず、 cd\C:\TEMP\FT245 を入力して、その中のFT245ascom.dllをコピーして あるべきフォルダーに入れます。そして、さきほどのregsvrを実行したのですが、うまくゆきません。
どうも、管理者として実行しないとはねつけられるようです。右クリックで以下の画面となり、管理者として実行を選択します。

そして、コマンドプロンプトを実行しました。
まずはdirectoryを変更します。
cd\temp\FT245
と入力してdirectoryをCドライブの浅い階層に作成したTEMPファイル内のFT245ファイルに変更します。これでFT245ascom.dllについてコマンドできます。

最初にFT245ascom.dllをドライブCのProgram Fileフォルダー、ASCOMフォルダー、Telescopeフォルダー内にFT245ascom.dllをコピーして入れます。これは、ダイレクトにコピペで入れておいても大丈夫の様です。

上記では、すでにFT245ascom.dllをコピーして、目的とするフォルダーに入れてあったので、上書きをすることになりました。
ついで、以下の操作をしました。

C:\TEMP\FT245>regsvr32 /s "C:\Program FIles\ASCOM\Telescope\FT245.ascom"  と入力してリターンして
C:\TEMP\FT245>regedit /S reg_ascom.reg  と入力してリターン
C:\TEMP\FT245>pauseと入力してリターン
続行するには何かキーを押してくださいで 適当にキーを押して終了

なんとか、うまくいきました。 ここまでたどりつくのに、なんと2日でした。

FT245のファイルをCドライブの浅い階層において、漢字などのファイルを用いないこと
コマンドプロンプトを管理者として実行すること

などが今回の自分のメモでした。64bitのWindows7や8でどうなるかはわかりませんが、うまくできてほっとしました。
遠征用のPCとして、軽くてバッテリー持ちが良いのがうれしいところです。