今年も夏の銀河を撮ります2014年04月08日 08:23

4月7日未明の銀河です。

撮影データ:Canon EOS6D (SEO-SP4) ISO1600 
EF 8-15mm/F4 15mm 絞り解放  3min x1  フィルターなし
GPD(K-ASTEC BLD) ノータッチ

締め切り仕事があるので、上記の写真の処理はDPPでの背景のニュートラル化だけです。コンポできるデータがあるので、また、じっくりと処理してみます。

昨夜は、GPVが真っ黒で、PM2.5 の予測も低いので、遠征しました。予報ではれるとのことで、前もって月曜朝は休みをもらっていました。天気予報当たってラッキーでした。

しかし、行く途中でレンズを忘れたことに気がついて、取りに戻りました。
現地で機材を展開して、PCに接続したのですが、PHDが望遠鏡を認識せずに、かれこれ苦闘したのですが、だめでノータッチの広角撮影のみとしました。オメガ星団や南の低い星雲なんかを予定していたので残念です。

一枚の写真ではわかりませんが、撮影した駒を送ると、大気光の影響が出て、少し色むらがでているようです。これ以外に、さそり座や夏の銀河を撮影しました。週末まで忙しいので、処理は来週になりそうです。
4月から5月は、サソリの好機です。梅雨はまずだめなので、この時期に撮影することになります。早朝撮影になるのがつらいですが、夏の銀河をみると元気がもらえる気がします。

ATLUX (AGS-1s)になって戻る2014年04月08日 20:36

昨年10月にヤフオクで落札した初期型ATLUXですが、この度ようやくK-ASTECさんのところで、モータ換装と自動導入改造になって戻ってきました。

観測小屋近くには、桜が咲いていました。

小屋には、これまでのサブの赤道儀に代わり、EM200(AGS-1X仕様)と今回のATLUXの2台での運用となります。

古い赤道儀ですが、改造によって最新の機能を有する赤道儀なって使えます。搭載できる望遠鏡もこれまでのEM200よりも余裕があり、長焦点のGS-200RCやR200SSなんかも余裕で追尾できる(はずです)。

月が大きくなりますが、GS-200RCのテストができればと思います。

GS-200RCですが、やはりBORGの中判ヘリコイドをつける接続リングを作成してもらう予定です。
RC系の鏡筒に、屈折のレデューサーやフラットナーを試している方の報告がありますが、手持ちのBORGの0.78X、0.70X、0.85X、1.08Xなどのreducerを試してみたく思っています。
純正の0.75Xについても、バックフォーカスの調整なんかも試してみるつもりです。
これについては、月のあるときでもできると思います。
小屋での撮影、遠征での撮影、どちらも充実したものにしたいと思います。