IC2177(わし星雲) ― 2014年03月07日 21:40
BORGのハイエンドでの組み合わせでの撮影です。IC2177は、これまでも何度も撮影したことがありますが、思ったよりも淡くて、どの程度強調するか悩む星雲です。
かもめの頭(人によっては亀に見える)や羽根にからみつく淡い青成分があります。これがなんとか綺麗にでないかと思いましたが、既に南中時刻をすぎており、町灯りの影響も受けて難しいです。
とりあえず型どおりに処理を進めました。
フラット画像をEL板で撮影し、それを DNG Converterで変換。
RAP2でBAYER MERGEでFALTを作成。
RAP2で撮影した画像も DNG Converterで変換し、RAP2でFLAT処理。
処理した画像をCS6で開いて、RGBの色調をだいたい合わせ、ノイズ低減し、TIFFで保存。
今回Deep SkyStackerをコンポジット処理の練習しましたが、AutosaveされたTIFF画像が32bitで妙に明るいのと、画像の選択範囲なんかがうまくできず、、結局練習のみで終わりました。
SI7でコンポジットした画像を第度CS6で処理してみました。
星像は子細に見ると、屈折特有のくずれが、周辺であるのですが、普通に見る分には問題のない像です。F4DGは、お値段もはりますが、大変すぐれたReducerです。
BORG 125SD+F4DG (fl=487mm/F3.9)
EM200(AGS-1X改) + Famisco60改 +DSI-Pro PHD Guiding
BORG125SDは、お値段的にはタカハシの106EDやビクセンの新ツチノコとかぶりますが、軽いのが大変良いです。製造中止となるようです。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://ishizuchi1957.asablo.jp/blog/2014/03/07/7239591/tb
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。