M82超新星2014年02月01日 11:24

昨夜は、眠い空ですが、快晴なので小屋でテストがてら撮影しました。
M82の超新星を撮影しました。

とても明るい超新星です。
こんなのが、我が銀河系に出現したら、昼間でも見えるのではないでしょうか?
SN2014J
撮影データ:Canon EOS60D (Central DS改)ISO1600 LPS-P2FF
BORG100ED PH F4 84sec x1 +7min x2をコンポジット 中心部をトリミング

BORG100ED PH F4を久しぶりに取り出してテストがてら使いました。
6x7サイズまでカバーできるので、周辺減光はありませんが、いかんせん非デジタル時代の光学系なの で、色収差が多く、星もぼってりとします。本格的に使うには、F4DGか、TAKAHASHIの新しいFC35レデューサー0.66xなどのデジタル対応 のものに変える必要があると思いまます。


BORG100ED F4PHでIC21772014年02月04日 12:27

先週金曜夜は良く晴れたのですが、PM2.5の影響で眠い空でした。でも、せっかく晴れたので、レンズテストを兼ねて撮影しました。

旧型のBORG100ED F4PH です。67に対応したreducerを入れてあります。かつての銀塩の時代の光学系になります。十分評価したことがなかったので、今回試してみました。
IC2177
撮影データ:Canon EOS6D (SEO-SP4改)ISO1600
BORG100ED F4PH 6min x8
EM200(AGS-1X改) + Famisco60改 +DSI-Pro PHD Guiding
周辺減光が少ないのは、イメージサークルが大きなおかげです。
しかし、青ハロが多く、明るい星は肥大してしまいます。銀塩時代ならばOKですが、デジタル時代には無理があります。

PIXEL等倍画像を提示します。
BORG100ED_PIXEL

この鏡はやはり、手軽さがあります。125SDよりはかなり小さく感じます。また、F4DGとの組み合わせでどうなるか、十分評価したいと思います。





BORG45EDIIの接続情報2014年02月11日 11:29

天文に復帰して最初に買った鏡筒です。大変シャープな像で、BORGなかなかやると思いました。

接続情報はHPにもありますが、リング地獄にはまって、手持ちパーツでなんとか組んでいます。

1.0.66XDGTフロントヘリコイド仕様
45EDII+L20mm延長筒+M57ヘリコイド【7857】+L60mm延長筒+0.66XDGT(含むL13mm+L7mm延長筒)+カメラアダプター
この組み合わせは、周辺減光があること、明るい星がぽってりする傾向がありますが、まあまあというところです。
かなり短くなり、ミニボーグ鏡筒を使っては、無限遠が出ません。

2.0.85xDGフロントヘリコイド仕様
45EDII+L20mm延長筒+M57ヘリコイド【7857】+ミニボーグ鏡筒【6160】(光路長123mm)+L60mm延長筒+0.85DG+カメラアダプター
この組みあわせは、ベストマッチです。F値が小さいため暗いのですが、周辺減光は少なめで、星は極めてシャープです。露出が長めになるので、低ノイズのカメラが必要です。






消費税増税前に2014年02月13日 20:07

この4月から消費税が8%に増税となります。

その前に、必要なものを調達しています。まずしたのが、自宅Desktop PCの買い換えでした。前のPCは2007年末に買ったDELLのXPです。6年あまり使いましたが、今も元気です。しかし、XPサポート打ち切りとメモリーの量が少なく画像処理に困ることが多くなったので、新しくWin7 Home Ed (64bit)のPCで、メモリーを16GBのものを導入しました。64bitのWin7のOSのみを買って、メモリー増設も考えましたが、古いPC用のDDR2メモリーは高いので、買い換えとなりました。小屋や遠征で、オフラインで使っているPCは、XP環境で安定しているので、壊れるまで使います。

昨年ポチッと落札した初期型ATLUXですが、K-ASTECさんの方で、モーター換装をしてAGS-1Sで自動導入できる赤道儀になります。ようやく順番が回ってきて、先日送付しました。

初期型ATLUXですが、EM-200よりも積載できる望遠鏡の重量が大きくなったので、どうするか考えていました。

大口径か長焦点か?

ハムレットではありませんが、しばらく悩んでおりました。
予算には限りがあるので、それほど選択肢はありません。自分の年齢から、重い鏡筒はおっくうで、稼働率が低くなると思い、軽い長焦点にすることに気持ちが傾きました。

軽量で長焦点ということで、笠井のGS-200RCについて、ネットで検索しました。評判は悪くなく、0.75Xレデューサーで1200mm/F6となります。まあ、この辺りが限界かなと思い、昨日笠井のほうにメールで問い合わせをしました。

そのお返事は、「在庫がありません。次回は4月の納品となります。」とのこと。
消費税はどうなりますかと確認したら、3月中に支払うと大丈夫との事でした。

ということで、GS-200RCを導入することになりました。
春になると、撮るモノがないので寂しい思いでした。これで、少しは春の早い時間帯に撮るものができるかもしれません。
私の技術と20cmということで、新星が出たときのイベント撮影が主になると思います。また、オフアキシスガイドについても、調べてみます。

後は、Canonのゴールドラッシュキャンペーンですが、EF40mmを買うことにしました。5000円のキャッシュバックがあるので、お安くなります。これに52mmのHEUIB-IIをかぶせ、6Dの普段撮影用にしようかななんて考えています。

しばらくは金欠病になりそうです。

フルサイズでBORG125SD+F4DGのテスト2014年02月26日 17:48

先週末は、とても多忙でした。
好天に恵まれましたが、撮影はほんの少ししかできませんでした。
前回BORG100EDでIC2177を撮影しましたが、旧型の組み合わせの限界を露呈する結果となりました。この組み合わせで撮影することは、もうないと思います。

というわけで、BORG125SDで同じ対象をテストがてら撮影しました。
私の持っているBORGの鏡筒で、ハイエンドの組み合わせとなるBORG125SD+F4DGですが、やはり良い結果となりました。
周辺減光が大きいものの、星像はフルサイズでも4隅まで綺麗です。
以下の写真はCS6でRAW現像したものです。

SI7での周辺減光の様子です。同心円状の減光で、光軸も大丈夫と思われます。

ピクセル等倍画像です。

他のReducerや1.08Xフラットナーの相性もみたいところですが、とりあえず487mmF3.9というF4を切る明るさは、なかなか良いと思います。