青がでないVelaSNR2014年01月29日 12:34

月曜夜に遠征して撮影した、ほ座超新星残骸(Vela supernova remnant)の写真をアップします。

撮影計画は、ステナビにネット公開されている写真を貼り付けて考えました。構図はこんな感じと決めました。

今回はBORG77EDII+F4DG(330mm/F4.3)で狙いました。
低空のため、高度が10°を越えている時間は約2時間程度です。

前回遠征時にフィルターなしでテスト撮影したら、かぶりがひどくで、フィルターなしは厳しいと思い、LPS-P2を入れて撮影しました。これが良くありませんでした。

VelaSNR

撮影データ:Canon EOS60D (Central DS改) ISO1600 LPS-P2 FF使用
BORG77ED-II+F4DG 8min x10
GPD+BLD AGS-1S + Pencil BORG+DSI-Pro+PHD Guiding

国内作品は大変少なく、2011年にてげてげさんが撮影されている作品をとりあえずの目標としました。
途中で薄雲通過なんかがあり、結局2時間分の撮影はできず、80分のデータとなりました。青成分は白っぽく写っていますが、LPS-P2と低空の2つの要素で難しかった様です。

とりあえず、処理をしましたが、私の技術ではこんなものでした。
なかなかフィラメント構造を出すのは難しいです。

コメント

_ てげてげ ― 2014年02月08日 17:39

低空の撮影は、撮影時間も限られるので難しいですね。
この領域を撮影するときはいつもそう思わされます。
青い星雲は透明度がかなり良い日でないと難しいのではと思います。
それよりLPS-P2で赤がこれほど出ることに驚きました。

_ NIKON1957 ― 2014年02月09日 22:46

てげてげさん、こんばんは。
てげてげさんの作品を見て以来、ずっとここを撮りたいと思っていました。冬の遠征でも、気楽に持っていけるGPDが安定して駆動できるようになったので、今年狙いました。
暗い空とは言っても、低空はいろいろと条件が悪く、露出を伸ばすにはフィルターの助けが必要でした。青は弱くなると思っていましたが、赤はLPS-P2でも十分強調できます。最高の条件の日に遠征できることがあればと思います。

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