南天遠征用PC更新2019年02月24日 16:33

今年1回目の南天遠征まで、あと1月と少々になってしまいました。遠征の準備をしています。

南天遠征には、できるだけ軽いPCで行くことが必要。今回利用するシンガポール航空のエコノミーでは、機内持ち込み荷物の制限が7kgなので、重いPCでは、持っていくレンズが減ってしまう。PCを預け入れの受託手荷物に入れることは、必ずしもNGではないが、多くの航空会社では、壊れやすいので受託にしないよう警告している。

今回、以前の超非力なVaio(2009年モデル)から、中古の第4世代(Haswell) Core i5(4200U 1.60GHz)のVaio Pro 11を買った。超軽量PCということで、Vaio S11か Pro 11を考えていたが、S11は製品が新しいためか安いのがなかったので、2013年夏モデルのVaio Pro 11で、Memory 8G, SSD256GBのものを買った。タッチパネルでないほうが770gと軽い。中古5年落ちということで、MemoryやSSDの容量から相場的には4万円台となってしまった。Memory4Gだと、もう少し安いがあったが、メモリー不足が嫌で8Gのものを選択した。届いたPCは、さすがに5年落ちで、ロゴのVaioが剥げかけてはいるが、開いた感じは液晶の発色も明るさも十分で、キーボードのてかりや文字消えなどもなく、印象は良かった。メモリー8Gに加えて、SSDに少し余裕のあることも良い点。気になる動作も、SSDなので、起動は十分早い。画像処理以外の、オートガイドや自動導入などに使う分には十分な印象であった。今日は、撮影の際に用いるソフトやドライバーをインストールしたりで、半日を費やした。

夜間の撮影に使うのみなので、見た目はあまり気にしなかったが、まあまあの状態で良かった。
軽量で安いということで、LENOVO Yoga Bookも検討したが、色々な点でやめた。



Mamiya APO Sekor Z 250mm/F4.52019年01月06日 17:00

タイトルのレンズのテストをすることができました。1月3日の夜は、良く晴れる予定であったのですが、小屋に行きSetupを済ますと、雲がわいてきました。とりあえず、雲間のオリオンでレンズテストをすることができました。4日は仕事はじめで、無理せずに撤収しました。その後良く晴れたかもしれません。

まず、レンズの構成から
ヤフオクで、外観美品、レンズに写りに影響しないカビありとのことでした。送料入れて25800円のレンズでした。表示どおり、大変綺麗な外観で、明かりに透かすと中玉に小さなカビが点在していましたが、私的にはなんの問題もありませんでした。このレンズは、シャッターがついているのですが、フォーカス機構がありません。フォーカス機構のついたFotodioxのRB67/RZ67 Mount Lens to Canon EOSアダプターを米国から直接購入。$179.95+送料$22.33=$202.28で、PayPal決済で、購入時のレートで23601円でした。

レンズが重量級であったので、固定バンドを考えました。ネット検索をすると、「天文はかせ序二段」でVixen 90mmの鏡筒バンドが使えるとのことで、大阪KYOEIから、ビクセンのポルタ用の90㎜のバンドが¥2160だったのでポチしました。
マウントアダプター側に三脚座があるのですが、ここはヘリコイドで動くので固定できず使えません。バランス的に前側にもう一つバンドをと思い、手持ちパーツを探すとK-ASTECのTB80ASがあり、これがぴったりでした。フードも、ニコンのHN-13にステップダウンリングを介して77mmのフィルターねじに装着できました。手持ちパーツもありましたが、なんだかんだ合わせて、5万円強かかりました。

テストの結果です。カラーバランスのみの調整です。
Mamiya APO Sekor Z 250mm/F4.5
Canon EOS6D(HKIR改造) Filterなし ISO800 5min
ATLUX赤道儀(AGS-1S改) M-GEN Kowa 75mmでガイド
気温2℃

PIXEL等倍画像です

結果は調整のほうが不十分な割には、なかなか良い結果になってくれました。少し左上の星に流れがありますが、調整不足のためと思います。中判のレンズなので、周辺減光は大変少ないようです。


明けましておめでとうございます2019年01月03日 13:02

新年明けましておめでとうございます。

昨年末は、風邪で体が思うようにならず、色々なところに迷惑をかけてしまいました。お正月は、なんとか体調も戻り、年末年始の家族との時間を過ごすことができました。今日から普段の夫婦二人の生活に戻ることができました。

お正月に貼るような良い写真もないので、昨年末にできなかった2018年の機材の回顧をしてみます。

遠征用 Protex CR5000:海外遠征の際に機材を運搬するためのケースでした。今のところ、機材の損傷はありません。

SIGMA 70mm?F2.8DG Macro Art:良いレンズを入手できたと思っています。まだ十分活用には至っていません。

Feathertouch Focuserの強化パーツ:BORGのオプションパーツにFethertouchフォーカサーがあるのですが、鏡筒との接続部が肉薄で頼りなかったので、COSMO工房さんにお願いして肉厚の強化型【9795】を作成。これで、安定感が増した感じです。BORGでも在庫限りとなっていますが、特注パーツのほうjが絶対に良いですし、安く入手できました。COSMO工房のAさんには、いつ色々なお願いを聞いてもらえて、この場で感謝したいと思います。

SAWT300:海外遠征用にポタ赤を増やしました。オプションのリモートコントローラーやダブル雲台ベースも購入。

HKIR 6D: 6D mark IIにするかどうか迷ったのですが、6Dが大幅に安くなったのと、Mark IIのノイズ性能がもう一つ評判が良くなかったこと、HKIR改造に興味があったので6Dを新品で購入してすぐに改造に出しました。私には4台目の6Dになってしまう。

Mamiya 250mm/F4.5 APO + Fotodiox EOS Adaptor:天リフで話題となったレンズで、興味がありました。ヤフオクで、安いレンズをぽちしてしまいました。フォーカスとマウント変換のAdaptorは、アメリカのFotodioxのサイトでポチしました(内外価格差の大きいため)。まだ、テストには至っていません。250㎜程度の焦点では、BORG55FLやVIXENのFL55、WOのRed catなど話題となるものもありますが、お安くなりそうなこれにしてしまいました。
これで250mmのレンズとBORG60ED+C0.72Xの255mmで、ツイン撮影もできそうです。

STC Astro Duo-Narroband filter:これも、年末の体調不良でテストできないまま年明けとなってしまいました。

最後にSS-one Polar 2用、Pole Master用アダプター:私のSS One Polar 2はタカハシ専用であったのですが、他にも使いたいので、Pole Master用のアダプターをCOSMO工房さんにお願いしました。
天文機材をいじることは、大変楽しいし、それが結果として見えてくるとなおうれしいです。
今年も天候と健康に恵まれて、いっぱい撮影したいと願っています。撮影できたら、ぼつぼつアップしていいきますので、今年もよろしくお願いします。

Quad Band pass filterとLPS-V4の違い2018年12月10日 20:02

話題のQuad BP filterとLPS-V4の透過率の特性をそれぞれ、HPから拝借して、Wave Lengthを上下で合わせて比較しました。

LPS-V4のほうは、下の帯域が少し広く、逆にQuad BPのほうは上の帯域が広く、SIIまでを含んでいることがわかります。これで、どれくらいの画像の差ができるのか?です。
私は、LPS-V4があるので、導入はしないつもりです。

2018.12.13追記
天文リフの山口さんが、フィルターの違いを詳細に比較してくれています。上記に書いた様に、少しの差があるのですが、実写ではLPS-V4のほうが赤色域が狭い分、Rチャンネルののノイズが多くなるとの事。一方、QBPフィルターでは、Gチャンネルの幅を狭くしているのだけれど、デジカメはG画素のベイヤーセンサーの数が多い分、ノイズに有利で巧みな設定と解説していました。似て非なるフィルターの様です。ぴんたん師匠の作品をみると欲しくなりますね。


Astro Duo-Narrowband2018年12月09日 15:51

最近は、Quad band pass filterで盛り上がっていますが、私のところにようやくDuo-Narrowband Filterが届けられました。
とりあえず、目的から48㎜タイプのものを買いました。
内外価格差の大きな商品でした。急いでもいないし、フィルターなので、大きな傷でもないかぎりOKということで、今回はHKから送料無料、消費税なしで届けられました。個人輸入の際、消費税がつく時とつかない時があり、不思議に思っています。

このフィルターの主な目的は、南天遠征で限界を感じたガム星雲の描出の改善になります。超新星残骸のフィラメント構造を描写するには、ナローの力がないと無理と思います。しかし、限られた撮影時間内にデータを取得しないといけないのですが、2バンドの同時データ収集が役に立つと思い導入しました。来年はこれまでのブロードバンドのデータに、今回導入したフィルターで、H-αとO-IIIのデータを加えて画像を作成するつもりです。
どのようにデータを処理するかは、これから考えてみます。まずは、晴れたら月夜でもOKなので、ミルクポッドあたりを使い練習してみるつもりです。適正露光時間の目安、画像処理のやり方を探ってみます。