Sadr付近の散光星雲再処理2020年06月26日 18:12

梅雨も時々中休みしながらのお天気ですが、なかなかすっきりとは晴れてくれません。この時期は、本当はさそりやわし座を撮りたいと思うのですが、今年もとれないままに過ぎてしまいます。

梅雨明けには、はくちょうやそれから北側の撮影になります。ということで、はくちょう座γ星(Sadr)付近の散光星雲を撮影したものを再処理してみました。
暑い時期だったので、キムチ改造の60D(Astro 60D)の撮影です。今なら、Sooled 6DやD810Aの出番になるところです。

HEIUB-IIではなくて、HEUIBの撮影になります。絶版のフィルターですが、色調的には、これが最も好みのフィルターです。

いつもの様にめぼしいものにマークを入れました。
Sharplessさんも、この部分は赤い星雲だらけなので、Sh2-108でひとまとめにしています。それ以外にも、名前のはっきりしない星雲があります。

赤い星雲が主ですが、少し色調の異なる領域もあります。小さな暗黒星雲もあって、アップにしても面白いと思います。梅雨明けには、また狙ってみたいと思います。

今年の撮影計画は、豪州遠征が中止となり、大幅に狂いました。撮影のモチベーションが下がっています。梅雨のさ中で、ポチリニス菌の増殖期でもあり、もーちベーションをアップさせる刺激策が必要です。

今月末のキャッシュレスポイント還元も間近となってきました。
まずは、VIXENのエクステンダーPHをポチしました。
ポイント還元とは無関係ですが、9年間外の観測小屋に置きっぱなしであったEM-200をオーバーホールに出しました。
もう一本レンズをねらいましたが、あいにくお値段が今上昇中で、様子見です。