カシオペア座2019年11月11日 19:36

久しぶりに撮影したのは、カシオペア座でした。自動導入がイマイチで、わかりやすい星座の撮影にしました。久しぶりの撮影で、色々なトラブルが起こりがちでした。

今回はSEO Cooled 6Dでの撮影でしたが、3年前購入してから、初めてスケアリング調整をしました。大きくはずれていませんでしたが、少しずれがありました。容易に調整できました。このCooled 6Dには、レンズ後部にフィルターボックスがあり、52mmのフィルターを入れることができます。以前のテストでは、あまり結果が良くありませんでした。その理由は、おそらくフィルター厚による、バックフォーカスの延長が考えられました。
今回使用した玄天QROは、標準のフィルター厚の2.5mmよりも薄い1.1mmなので、バックフォーカス短縮の効果が0.42mmとなります。2017年の夏に、このフィルターを買っていたのですが、バックフォーカスの影響のないF4DGにしか使っていませんでした。今回、このフィルターをCoold 6Dに入れての撮影でした。なかなか撮影機会が少ないので、テストもままなりません。
今回使ってみて、大変良い結果となりました。でも、玄天は生産中止で、薄手のフィルターは、IDASにはもうないかも?
STC AstroDuoは1㎜なので、好結果が期待できるかもです。次回のテストが期待されます。

撮影データ:Canon EOS6D (SEO-Cooled 6D) ISO1600
APO Sonnar 135mm/F2, F2.8 玄天QRO HEUIB=II
3min x16 総露出時間48分
ATLUX(AGS-1S改) M-GEN+Kowa75mmでsnake modeでのデイザーガイド

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