久しぶりです。2019年11月04日 21:44

9月、10月と残暑や天候不良、お天気と仕事の折り合いの悪さから、天文活動はお休み状態でした。ようやく、安定した晴れの夜が増えてきました。当地では10月下旬から冬までのこの時期が最も安定した空になります。今週末は連休でしたが、土日は、仕事になってしまいました。ようやく今日、お休みとなりました。
仕事のペースを落としてはいるのですが、なかなか思いようにはいきません。

オーストラリア遠征以後、夏場の天候不良の時期には、やはり物欲に負けてしまい、小物中心にいくつか導入したものがあります。

本日は、Starry Skyフィルターです。先週の晴れの夜、少しだけ撮影できたのでアップします。干渉系のフィルターでは、広角レンズでは、入射角が大きいと色ずれを起こすので使えないのですが、このフィルターは、干渉系ではないそうで、レンズの焦点距離の制限がありません。水銀灯などの光害を抑えてくれるフィルターになります。

とりあえず、改造カメラでの撮影ではどうなるか試してみました。改造カメラなので、ノーフィルターでは赤が強くなります。画面の下方には光害によるかぶりが認められます。
6D(Starshop新改造) ISO1600 35㎜ F2.8 150secで撮影したものを、DPPでRAW現像しただけの画像です。ヒストグラムは真ん中を超えてしまっています。


Starry Nightをつけるとこう変わります。撮影条件は同一です。
赤と緑のピークが下がっており、かぶりが目立たなくなっています。フィルターによる星像の劣化はなさそうです。H-alphaの低下はないので、相対的に赤い星雲もコントラスアップするようです。
暇なときに処理画像をアップしていきます。




カシオペア座2019年11月11日 19:36

久しぶりに撮影したのは、カシオペア座でした。自動導入がイマイチで、わかりやすい星座の撮影にしました。久しぶりの撮影で、色々なトラブルが起こりがちでした。

今回はSEO Cooled 6Dでの撮影でしたが、3年前購入してから、初めてスケアリング調整をしました。大きくはずれていませんでしたが、少しずれがありました。容易に調整できました。このCooled 6Dには、レンズ後部にフィルターボックスがあり、52mmのフィルターを入れることができます。以前のテストでは、あまり結果が良くありませんでした。その理由は、おそらくフィルター厚による、バックフォーカスの延長が考えられました。
今回使用した玄天QROは、標準のフィルター厚の2.5mmよりも薄い1.1mmなので、バックフォーカス短縮の効果が0.42mmとなります。2017年の夏に、このフィルターを買っていたのですが、バックフォーカスの影響のないF4DGにしか使っていませんでした。今回、このフィルターをCoold 6Dに入れての撮影でした。なかなか撮影機会が少ないので、テストもままなりません。
今回使ってみて、大変良い結果となりました。でも、玄天は生産中止で、薄手のフィルターは、IDASにはもうないかも?
STC AstroDuoは1㎜なので、好結果が期待できるかもです。次回のテストが期待されます。

撮影データ:Canon EOS6D (SEO-Cooled 6D) ISO1600
APO Sonnar 135mm/F2, F2.8 玄天QRO HEUIB=II
3min x16 総露出時間48分
ATLUX(AGS-1S改) M-GEN+Kowa75mmでsnake modeでのデイザーガイド

名前入りです。





秋の銀河2019年11月13日 19:37

先日Starry Nightを使って撮影した秋の銀河をアップします。撮影地は、松山市内から20kmほどは離れているのですが、やはり光害の影響を受けます。そこで、Staryy Nightを使い撮影しました。
LPS-P1やD1などの光害カットフィルターで生じる広角レンズでのいろずれもありませんでした。
中光害地で撮影するのは良さそうです。

撮影データ:Canon EOS6D(Starshop新改造) ISO1600
Canon EF35mm/F1.4L-II 絞りF2.8 Starry Night使用、2.5min x16 (total 40min)
TAKAHASHI EM200(AGS-1X改造) ノータッチガイド

オリオン座2019年11月19日 18:15

秋も深まり、東の空からオリオン座が昇ってくるようになりました。
先日の快晴の時期に、オリオン座をSigma 50mm/F1.4 ArtにStarry Nightフィルターを装着して撮影してみました。カブリが少な目になるのはありがたいです。

撮影データ:Canon EOS6D(HKIR改造) ISO1600
SIGMA 50mm/F1.4LArt  絞りF2.8 Starry Night使用、4min x19 (total 76min)
TAKAHASHI EM200(AGS-1X改造) ノータッチガイド

処理は、昨今の派手目な処理の影響をうけていますが、ノイズとの兼ね合いでこの程度としました。

タカハシ1.04xマルチフラットナーで異種格闘技2019年11月22日 18:06

タカハシの1.04xマルチフラットナーが発売されてから、1年以上になります。多くの2枚玉の古い機種に対応できるようにCAリングもいくつかの種類が出ています。
異種格闘技は、数年前にGENTAさんがトライされて、私もBORG60EDとTAKAHASHIC0.72Xで試lしたことがあります。結構面倒な事が多くて、純正に比べると、そこまで良い画像にならず、骨折り損のくたびれ儲けの感じでしたでので、手を出さずに我慢しておりました。
天リフで、FOT104とタカハシ1.04Xマルチフラットナーの組み合わせで良い結果を出している記事を見て、ついムラムラとしてしまい、ポチッとしてしまいました。この記事では3枚玉のFOT(fl=650mm)で、適切なCAリングについて考察しておりますが、焦点距離からはCAリング76が適合しそうだったけれど、実際はCAリング65のほうが良い結果を得たとの事でした。
BORG125SDは2枚玉の焦点距離750mmの鏡筒なので、CAリング100が適合しそうということで、これを選択しました。
BORGとの接続に使うM57オス-M56オスの接続リングは、COSMO工房さんで作成したのがあるのでこれを利用しました。


実際にBORG125SDと接続してフォーカスが出るかどうかという問題ですが、これまでBORG100EDやBORG125SDに色々なReducerやフラットナーを使うため、φ115mmの鏡筒もL360mm, L295mm, L185mm, L150mm, L90mmなどを持っているので、組み合わせて使います。
今回はL360mmに中判ヘリコイドにBORGカメラADII【8035】を介して、上記のフラットナーをつけました。BORG沼にどっぷりと浸かっているからできます。


昨日の晴れ間にテストしました。
画像処理をしておりませんが、こんな感じです。
撮影データ:BORG125SD+TAKAHASHI 1.04Xマルチフラットナー+CAリング100 フラットナー前にHEUIB-IIを入れる。
TAKAHASHI EM200(AGS1-X改) BORG50+QHY5L-II, PHD Guidingでオートガイド
Canon EOS6D(HKIR改造) ISO1600 3min 露光
M42の下に青いカブリが出ていますが、HEUIB-IIのフィルターの位置が悪かったのかもしれません。

PIXEL等倍画像はこんな感じです。


製造中止パーツや特注パーツが必要なので、お勧めできる組み合わせではありませんが、二枚玉鏡筒のフラットナーとしては、十分使えると思います。
焦点距離は780mm F6.24となります。R200SSとコマコレクターPHと競合する組み合わせでした。使う頻度を考えると、無駄遣いとなったかもと思いました。でも、こういうのは楽しいです。