カメレオン座暗黒星雲2019年04月23日 18:39

前回アップしたカメレオン座の暗黒星雲のアップです。
毎回南天にもっていく、BORG77EDII+F4DGの組み合わせで撮影しました。自動導入でないと全然わかりません。撮影した画像を見ても、元画像では、ほとんど認識できませんでした。
あれこれと強調処理をかけて、目的とした対象が入っていたので、ほっとしました。

撮影データ:BORG77EDII + F4DG (fl=330mm F4.3) HEUIB-II装着
Canon EOS6D(SEO SP4 COOLED 6D) Filterなし AutoWB ISO1600 5min x16 (total 80min)
GP-D赤道儀(MTS-3仕様) M-GEN Kowa 75mmでガイド
RAP2でダーク&FLAT→CS6でRAW現像後TIFF→SI8でコンポジット→CS6で強調
外気温15℃くらい、7.5Vで弱冷却追加

とりあえずめぼしいものに目印をいれました。

やはりマイナー対象で、マニアックな領域(変態領域ともいう)です


薄明前の銀河アーチ2019年04月27日 17:38

前回は早い時間帯の天の川アーチでしたが、今回は薄明前の銀河アーチをアップします。

この時間には、銀河中心が天頂に上がり、私たちの銀河系をエッジオンで見たようになります。日本では南の低いところをはっているさそり座が首が痛くなるような天頂にあります。南半球で見る濃い天の川の流れは、大変印象的で、濃淡がはっきりとして、立体的に見えるような気がします。これを見るだけで、南半球に来た甲斐があるといえます。

今回の画像では、東の空から舌のように伸びてくる黄道光が大変明るいです。銀河を横切って、黄道光帯となって、西の空に沈むスピカの近くの対日照も認識できます。

撮影データ:Canon EOS6D (HKIR改造) ISO1600 Auto WB
EF8-15mm/F4L 8mm/F4 絞り解放 4min x6 (total 24min)
K-ASTEC GF-50 ノータッチガイド
気温13℃くらいか?
RAP2でDARK処理→CS6でRAW現像後TIFF変換→SI8でコンポジット&カブリ補正→CS6で強調処理


STC Duo-narrowband filterでVela SNR2019年04月28日 15:23

今回のWaddiでの最大の目的は天頂付近にあるほ座の超新星残骸を、Duo-narrowband filterで撮影してみることでした。
Broad bandでは、どうしてもSNRのチリチリとした微細な構造のコントラストが上がりません。かといって、十分な撮影時間をかけることもできないし、電源問題で冷却CCDも使いづらい遠征では限界を感じていました。その状況を打破するものとして、H-alphaとO-IIIを通すフィルターが出ました。さっそく購入して、Sh2-308なんかで、O-IIIのコントラストを上げることを確認していました。

今回はISO2000で1枚8minで19枚露光を重ねて撮りました。背景はまったくカブって来ません。少しでもノイズを低減するために、フルの冷却ではなくデジカメ電源と同じ7.5Vでの弱冷却ですが、これでも外気温から15度以上下がるので、実際は0度以下まで下がっているはずです。処理はAOOの様な画像になるはずですが、とりあえず背景色をニュートラルになるようにして処理を進めました。今日は、とりあえずの処理画像をアップします。


撮影データ:BORG77EDII + F4DG (fl=330mm F4.3) STC Duo-narro band filter装着
Canon EOS6D(SEO SP4 COOLED 6D) AutoWB ISO2000 8min x19 (total 2h32min)
GP-D赤道儀(MTS-3仕様) M-GEN Kowa 75mmでガイド
RAP2でダーク&FLAT→CS6でRAW現像後TIFF→SI8でコンポジット→CS6で強調
外気温15℃くらい、7.5Vで弱冷却追加