Duo-Narrowbandの再処理2019年01月22日 12:34

Duo-Narrownbandで、背景色をニュートラルにしたら、Sh2-308の北の星雲まで緑っぽくなったので、どうしようかと考えていました。
Duo-Narrowabandの画像をL画像にして、2017年に撮影したフィルターなしとHEUIB-IIで作成した画像をRGBとして処理しました。すなわち簡易なLRGB合成として、RGB画像を背景にして、レイヤー1にL画像となるDuo-Narrowbandの画像を重ね、位置を合わせた後に、L画像を輝度として不透明度100%として重ねました。
少し、Sh2-308の色は薄くなりなりましたが、北の淡い星雲は赤く描写されるようになりました。もう少し試行錯誤が必要だと感じました。




APO Sekor 250mm/F4.5 Second light2019年01月30日 19:08

一年中で一番寒い時期との事ですが、今年はエルニーニョの影響で、暖冬になるとの予測でした。先日寒波が来ましたが、当地ではたいした事ありませんでした。

昨日は、すごく良い天気でしたが、平日ということと昼間の疲れもあって、遠征を断念しました。還暦過ぎてから、寒さや疲労を感じる事が多くなりました。後ろめたさを感じながら、温かい布団の中で寝入ってしまいました。

先日、APO Sekorの2回目のテストをしたので、アップします。M81,M82と近くの分子雲を狙ったのですが、構図を間違えてしまったのと、防寒対策が不十分で、多数枚撮影する元気がなかったので、分子雲あぶり出しは今回はしておりません。
このレンズは、フォーカス機構がなく、フォーカス機構のあるマウントアダプター調達と、レンズ用の固定するバンドが必要です。MamiyaRBの67版のレンズで、元々はPro用レンズということで、10数年前にはとても高くて買うことのできないレンズでしたが、デジタル化で省みられることがなくなり、中古市場では大変お安くなっています。
私は、ヤフオクで中玉にカビありのレンズを買いました。近いスペックのWOのRed CatやBORGの55FLやVixenのFL55などにも興味があったのですが、諸般の事情でこれを導入しました(笑)。

Mamiya APO Sekor Z 250mm/F4.5
Canon EOS6D(HKIR改造) Filterなし AutoWB ISO1600 5min x9 (total 45min)
ATLUX赤道儀(AGS-1S改) M-GEN Kowa 75mmでガイド
RAP2でダーク&FLAT→CS6でRAW現像後TIFF→SI8でコンポジット→CS6で少しだけ強調
外気温2℃

元々が67用のラージフォーマットのレンズなので、周辺減光は大変少ないです。6Dのフォーマットでも、周辺まで星像は綺麗です。構図を調整するための回転はバンド部でする事が必要なのが、少し面倒でした。