今回の南天遠征ドタバタ2018年09月07日 11:08

南天遠征も3回目で、いつもの様に松山から伊丹経由で、リムジンバスで関空まで行く予定でした。国内線は20kgを越える受託荷物の料金が高いのと、重い荷物を持ち移動するのがいやで、空港宅急便で台風接近中の4日(火)午前に赤道儀の入ったスーツケースを一つ発送したのです。
それからあとの状況は皆さんご存知の様に、関西空港の第一ターミナルは高潮で冠水するわ、連絡橋にタンカーが衝突するわで、孤島状態となりました。今回の台風21号の風は半端じゃなかったようです。進路の西にある当地では、台風接近の感じもしないくらいでした。

その後、関空の状況が酷いとの事で、閉鎖状態が続いています。9月7日(金)に関空からケアンズに行く予定でしたが、雲行きが怪しい状況となりました。空港再開の見通しはしばらくは難しいとの報道がなされ、今回はダメかなと思っていました。それでも、ジェットスターからは、昨日までは定時出発の案内しかありませんでした。今日の午後7時にメールで、ようやく7日の便は関空からは飛ばず、成田から飛ぶよとのメールが来ました。問題は、宅急便で送付した赤道儀の入ったスーツケースです。追跡すると調査中で、どこにあるか不明でした。そこで、サービスセンターに電話してみたところ、関空への送付は未だの様で、転送もしくは返送をお願いしました。月曜以降の到着になりそうで、残念ながら、今回は無理と判断して、全てキャンセルとなりました。残念な事です。

今年の夏は、当地でも大雨の被害が出て、その後何度も台風が来て、21号台風では京阪神を直撃して、高潮や強風被害をもたらしました。今朝は、北海道の地震報道で大きな山崩れで死者も出ているようです。この夏は、災害列島とも言える状況です。被害に遭われた方や犠牲となった方に、心よりお見舞い申し上げます。


星ナビ10月号入選2018年09月07日 11:26

せっかくの南天遠征がキャンセルとなりました。今回の遠征では、この時期に南天で撮影できる対象を考えて、綿密な撮影計画を立てていたのが、おじゃんとなり、大変残念です。
今日午前は、お休みをいただいていたのをそのままにしています。午後からは、仕事に復帰する予定です。

さて、タイトルの様に5月の遠征で撮影した作品が、星ナビ10月号に採用されました。へびつかい座の暗黒星雲を中心に置いた、変態構図でしたが、作品の意図をくみ取っていただき、大変ありがたいことです。選評にあるように、私は南天ねらいの人と認識されているようです(笑)。昨年は南天遠征の3作品が入選しましたが、今年も3作品が採用されて良かったです。自分の撮りたい対象を最高の条件で撮影できて、それが評価されてうれしいです。少し古めのVoiglanderのAPO LANTHAR 90mmも本当に良い仕事をしてくれました。


今年も後4ケ月です。夏場は、猛暑と荒天で、まったく撮影にいけませんでした。それだけに、今回の遠征に期待していたのですが、残念です。

これから、秋の好天の時期に少しでも良い空の下で撮影できれば願います。月明のときに撮影できるナローも本気でしないといけませんね。