明けましておめでとうございます ― 2018年01月01日 12:10
初撮りならず ― 2018年01月16日 08:29
日曜の夜の予報は、快晴となっており、予報通りにすっきり晴れてきました。準備をして、いつもの小屋(海抜400m)まで、行きました。
山の中なので、少し心配しながら行ったのですが、道端には、雪が残り凍結路となっていましたが、すんなりと行くことができました。到着して、小屋のスライディングルーフを見ると5㎝以上の雪が残っていました。触ると、カチカチに凍っており、除雪は無理で、スライディングルーフを開くことができません。凍てついた空には、オリオンやシリウスがキラキラ光っています。ぽた赤を用意していなかったので、残念でしたが、引き返しました。海遠征も考えていたのですが、南予方面は、こちら以上に雪が多かったのと、交通量が少ないところなので、凍結路であることが予想され、どちらにしてもダメでした。
残念なので、2015年撮影のガム星雲を再処理しました。EOS60D+Smaynag35mm/F1.4にLPS-V3を入れたものです。赤ハロが出てくるのが、この組み合わせの問題点です。対策を考え中です。
寒い荒天の冬 ― 2018年01月28日 12:01
撮影できないので、過去画像を用いて、再処理なんかをしてみました。昨年撮影したD810Aのオリオンですが、私の印象では、色調に違和感を覚える画像となりました。このデータ自体は、フォーカスもガイドもぴったりで、元データとしては良いので、昨年はこれをL画像として、RGBデータを以前撮影したデータを利用して、RGBモードでのLRGB合成をしてみました。前回Labモードでの合成はしていなかったので、今回それをトライしてみました。
以前のRGB画像として、60D+APO sonnarで撮影したデータを用いました。APS-Cの135mmなので、35mm相当での焦点距離は216mmとなり、77EDII+F4DGの330mmに比べ、解像度や画角がかなり異なりますが、トライアルなので良しとしました。
PhotoshopのLabモードで処理をしていくことになります。
2つの画像をPhotoshopのレイヤーの自動整列機能と変形を利用して、ぴったりと合わせてから、L画像とRGB画像を作成します。色調の好ましい60D+APO Sonnar側の画像をRGB画像として保存、L画像側はD810A+77EDII+F4DGの画像とします。
RGB画像をLabモードに変換して、Lチャンネルの画像をD810Aで作成したL画像に差し換える方法になります。
このままだとL画像のコントラストが元々のRGB画像のコントラストに依存して変化するようなので、レベル調整の調整レイヤーを作成してL画像のコントラスト変化させて調整することになります。
それで作成したオリオンはこんな感じです。
D810Aで、ビビッドな色調の画像処理をされている作品を見ると、どうされているのだろうと考えてしまいます。今回、D810Aの画像処理のアプローチの一つとしてトライしてみました。
冬の撮影できない時期はいろいろと妄想がわいてきます。
フルサイズのカメラレンズ撮影では、光害カットフィルターは使いづらいです。フルサイズ用のレンズ後部のフィルターもありますが、高性能レンズや広角レンズでは画質の劣化は避けづらいと思います。
ほんまかさんのR64フィルター利用の赤い星雲強調を応用した画像での撮影をトライしようと画策しています。R64の径の大きなフィルターは入手困難ですが、R60ならば77mmや72mmといったフィルターもヤフオクで数百円で入手可能です。これをレンズ前に入れて、L画像の補助データすることを考えています。
最近のコメント