あっけないデジカメの最後2016年09月28日 12:49

新月期になりましたが、晴れる予報が出てきません。今年の西日本の夏は、暑いだけで星を撮影することのできる夜は、大変少なかったです。

来年の事を考えて、機材の整理をしようと、久しくお蔵入りであった冷却40Dを取り出して、ヤフオクに出品しました。久しぶりの電源ONのときは元気よく目覚めたのですが、昨日電源を入れると、うんともすんとも言いいません。電池の問題かと思い、電源を変えてみましたが、ダメです。電池ボックスをブロワーで吹いて、電池を入れ替えたりもしたのですが、ダメでした。ネットで調べると、40Dにはこの症状が良く起きるとのことでした。基盤交換が必要との事。既にメーカーでの修理保証の期間は過ぎており、キムチ改造なので、まず直すことは不可能と思います。
ヤフオク出品を取り消しました。取消料を取られました。

残念なことに、デジタルカメラは、壊れると、ただのゴミと化します。

その点、アナログな望遠鏡は長持ちです。


コメント

_ yatsu ― 2016年09月28日 23:29

NIKON1957さん、こんばんは。
取り消したのが落札前でよかったですね。私はヤフオクで645レデューサーを購入しましたが、新品よりだいぶ安く入手できたので幸運でした。ヤフオクはありがたいです。

デジカメは故障するリスクがありますので、撮影には必ず2台(6Dと60D)持ってゆくようにしております。海外遠征なら、なおのことだと思います。ちなみにM-GENは、2回の海外遠征でノートラブルでした。(テカポではガイド鏡を曇らせてしまい、ガイドに失敗しましたが、・・・。)

_ NIKON1957 ― 2016年09月29日 08:17

yatsuさん、おはようございます。
落札前に、故障が分かって良かったです。トラブルになるところでした。ヤフオクは、レアものや古いもので、欲しいものが入手できることがあるので、時々チェックしています。
デジカメで故障で動かなくなったのは、これが初めてでした。2台体制はいつものことですが、バックアップには必須だと思います。
ところで、チラゴーでの電源事情はどんなものでしょうか?今のところ、遠征用の電源には、リチウムイオンのSUGOIバッテリー2台でやっています。

_ yatsu ― 2016年09月29日 20:35

NIKON1957さん、こんばんは。

バッテリーですが、私もかなり悩みました。
私が今年チラゴーに持って行ったのは、下記の3台です。
① SONY CP-B20(リチウムイオンバッテリー)2台
② Panasonic BQ-CC57(ニッケル水素バッテリー)1台

ご存知の通り、リチウムイオンバッテリーは、航空機内への持ち込みが制限されております。
ジェットスター航空の場合は、100Wh未満であれば、2台まで持ち込みができることになっています。下記の、URLを開いていただき、画面を下までスクロールしていただきますと、詳細が記載されています。
http://www.jetstar.com/jp/ja/help/articles/dangerous-goods

①は、計算しますと74Whですので、2台まで持ち込み可能です。でも、それだけでは足りないと思い、②も用意しました。

ちょっと気になったのは、上記ジェットスターの㏋ではリチウムイオン「可」となっているのに、関空の受付カウンターには、何故か「不可」の張り紙があり、驚きました。もしカウンターで確認したら藪蛇になると思い黙っていましたが、行き帰りとも、スーツケースで預けてとくに問題はありませんでした。(念のため、ご確認ください。)

さて、バッテリーの容量ですが、①の片方をビクセンAP赤道儀、もう一方をM-GEMに割り当てましたが、ともに一晩問題なく駆動できました。②はヒーターに使いましたが、こちらもなんとか間に合いました。ガイド鏡の加温も必要ですが、ガイド鏡は「使い捨てカイロで対応しました。私は、1セットの撮影でしたので上記で間に合いましたが、2セットですともう少し必要かもしれません。(①一つで赤道儀とM-GEN両方を一晩駆動できるかどうかは確認しておりません。)

バッテリーの充電ですが、朝ホテルに戻って充電しますと、昼寝している間にフルチャージできました。コンセントは部屋に2か所しかありませんでしたので、オーストラリア用の変換プラグで変換したうえ、たこ足配線でリチウムイオンバッテリー2台、ニッケル水素バッテリー1台、デジカメのバッテリー2個、スマホ1台を一斉に充電しました。

_ NIKON1957 ― 2016年09月29日 21:29

詳細な説明ありがとうございました。
現在、国内遠征用には、重いディープサイクルは捨てて、リチウムイオンのSUGOIバッテリーを2ケ使用しています。しかし、SUGOIバッテリーは、277Whもあるので、航空機持ち込みは不可ですね。yatsuさんの使っているバッテリーを準備したいと思います。
カメラや赤道儀自体の電力消費はたいしたことはないと思います。やはり、2台だとヒーターの問題が出てきそうですね。

_ yatsu ― 2016年10月01日 10:18

NIKON1957さん、おはようございます。
私も、日食よりチラゴーに傾いてきました。南天を想像しながら、何をどう撮影するか考えただけでわくわくします。もし参加するなら、機材は2セットにしたいのですが、1セットでもいっぱいいっぱいだっただけに、かなり悩ましいです。片方は、赤道儀ではなく、三脚+自由雲台による固定撮影も考慮したいと思います。
ヒーターですが、横田さんに相談して省電力のものを準備することも考えております。

_ NIKON1957 ― 2016年10月01日 21:25

yatsuさん、来年は5月末の予定ですが、現地の気温や湿度はどれくらいでしょうか?
湿度の低いときは、ヒーターもUSBウォーマー程度で大丈夫だと思うのですが、気温が低いときは、しっかりとしたヒーターが必要かもしれません。

_ yatsu ― 2016年10月02日 20:26

NIKON1957さん、こんばんは。

今年の遠征は7月上旬でした。そのとき南半球は冬でしたので、南緯17度とはいえ比較的夜は涼しかったです。私は、帰国後にダークをとりましたので、現地に温度計を持ち込み毎晩温度を測り記録しました。その記録を見ますと、夜の気温は14度~20度で、撮影は概ね16度~18度で行いました。

来年の遠征は5月ですので、日本の晩秋にあたるのでしょうか? まだ調べていませんが、7月よりも気温が高いことが予想されます。ヒーターに関しては、やはり横田さんに相談した方がよいかもしれません。それから、デジカメですが、6Dは大丈夫かもしれませんが、60Dはノイズが心配です。

ちなみに、リピーターのAさんによると、5月末は雨季が終わっていて天候は安定しているそうです。

_ NIKON1957 ― 2016年10月03日 19:08

yatsuさん、情報ありがとうございます。乾季に相当する季節のようですね。日中と夜の温度差が大きく、夜は、かなり涼しくなるのですね。湿度は、それほど高くはなさそうですが、ヒーターはあったほうがよさそうですね。

二台体制とするには、赤道儀は電池駆動でカメラの冷却は無理と感じます。
2台のモバイルバッテリー(合計で200Wh~300Wh)では、カメラ電源とガイド鏡とレンズヒータ、M-GENくらいで精一杯でしょうか?
PCは、できるだけ長持ちのバッテリーのものを使い、導入時や構図時のみで、M-GENやSS-oneでのオートガイドでの運用になるかと思います。
重量制限なども考えて、機材を考えていくつもりです。無理ならば、一台体制でいくつもりです。もう一台の代わりに、双眼鏡を持っていったほうが良いかもしれません。

_ (未記入) ― 2016年10月03日 20:48

NIKON1957さん、こんばんは。
おっしゃる通り、カメラも冷却したいところですが、電源がなかなか調達できないですね。
モバイルバッテリー(合計で200Wh~300Wh)ですと、おっしゃる通り、カメラ電源、ガイド鏡、レンズヒータ、M-GENで妥当な線ではないでしょうか?
赤道儀の電池は単いくつでしょうか? 一晩駆動し続けることができますでしょうか? そう言えば、ショッピングセンターで乾電池をまとめ買いしている方がいました。乾電池は現地調達ができそうです。
PCも持って行かれるのですね! ちなみに僕のAP赤道儀は自動導入できないので、天体の導入は星図を見ながらマニュアル操作で行いました。焦点距離が比較的短いので、導入に困ることはなかったです。(そもそもPCを持ってゆく余裕がありませんでした。)
そういえば、極軸合わせにポールマスターを使うのでしたら、PCかタブレットが必要になりますね。ポールマスターは大気差補正もできるらしいです。
双眼鏡ですが、重量に余裕があるのでしたらお薦めです。今年は、双眼鏡と同等の光学性能のファインダー(タカハシFS-60CB用)で眼視観望をいたしました。とくに印象的だったのは、ω星団です。ファインダーで眼視したω星団は、私のμ-210(21cm/焦点距離2415mm)で観望したM13と同等に見えました。

_ NIKON1957 ― 2016年10月03日 21:42

こんなふうに、色々と考えていくのも、大変楽しいです。
初めての南天撮影に期待が膨らみます。できる限り、失敗の無いように、バックアップ体制をしいて、準備していきたいと思います。国内での、テストも十分しておきたいのですが、なかなかお天気が良くなりません。
いつもは10度くらいのところでしか見ていませんが、ω星団は、高度が高くなったら、それは見事な球状星団なんでしょうね。また、天頂に上るさそり座や南天の銀河など、想像するだけでも、ワクワクします。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
石鎚山は何県にありますか?回答は〇〇県と

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://ishizuchi1957.asablo.jp/blog/2016/09/28/8203933/tb