梅雨は明けたけれど満月期2016年07月19日 21:26

海の日に梅雨明けになりました。昨日から、青空が広がっています。
とは言え、満月期なので、出撃することもなく、のんびりと三連休の最終日を過ごしました。過去画像をいじって、次にどこを撮るか考えています。

散光星雲ファンの私は、天の川に沿って撮影を進めています。例年、春先のさそりに始まり、その後いて座、たて座、わし座と北上していきます。このあたりで 梅雨入りです。梅雨をはさんで、いつも不完全燃焼で終わる夏の南天対象となってしまいます。やはり梅雨の時期に南半球に行くしかないようです。

梅雨明け後、白鳥座からケフェウスに移行していきます。白鳥座は、天頂にきてくれるので、長い間楽しめますが、やはり高度の高い時間帯で、条件の良い夜に撮ると、抜けが良い写真になります。
昨年撮影したものを再処理しました。本来はフルサイズの一コマで入るのですが、昨年のデータをつぎはぎしたものになります。まずは、このぐらいの画角で少 し広めに撮影してみます。綺麗で面白そうなものをピックアップします。次に作例をネットで検索していきます。撮影対象に応じたレンズや鏡筒を選択します。 うまく切り取ることができることもありますし、失敗になることもあります。

はくちょう座は、赤い星雲がたくさんあって、対象選択に悩みます。サドル付近や北アメリカはメジャーな対象で、多くの人が撮影します。メジャー対象は、明るくて写りが良いので、撮影して大変楽しいです。でも、マイナー領域も好きなので、少し外れた部分で、面白いところはないかと物色しています。
以下の写真は、少し彩度と コントラスト上げ気味の処理です。

EOS 6D (SEO SP4) + APO Sonnar 135mmF2 絞りF2.8
昨年撮影の画像データより