たて座~いて座の銀河 ― 2015年05月04日 12:32
先月撮影したたて座~いて座にかけての銀河で、処理し忘れていました。
大きく広がる暗黒帯で、銀河が二筋になているのが肉眼でもわかります。この付近をどう撮影するか、毎年悩みます。撮影できる時間が限られているなか、どの対象に絞るか悩むところです。
昨年は暗黒帯を狙い、個人的には満足できましたが、フォトコンは全滅の憂き目でした。やはり、暗黒帯は地味なので、フォトコン向きとは言えません。でも、撮りたい対象なので、今年も精細なAPO Sonnarで、狙ってみます。
Samyang35mm/F1.4 絞り2.8 2min x9 (total 18min)
K-ASTEC GF-50赤道儀 ノータッチガイド
CS6でRAW現像TIFF化→SI7でコンポ→CS6で強調処理
Samyang 35mmですが、F2.8だとフルサイズ周辺は画像劣化します。APS-Cだときわめて優秀で、問題ないのですが、フルサイズではもう少し絞り込んだほうが良さそうです。ということで、少し周辺部をトリミングしました。
今のところ、レンズの導入までは考えていませんが、気になるのは、やはりSIGMA35mm/F1.4 Artです。フルサイズ周辺まで使えそうですね。実績も数多くあり、35mmの星向けレンズでは、ベストの一本ではないでしょうか?
次に気になるのは、天文ガイド6月号で紹介されていた、Tamron SP 15-30mm F2.8 Di VC USDです。コマ収差の少なそうなレンズです。
だれか、導入されていませんかね?
コメント
_ kamada ― 2015年05月04日 21:11
_ NIKON1957 ― 2015年05月04日 22:52
ピントのシビアなのは、シャープなレンズでは、ままあることですよね。
やはり、手振れ補正の光学系が、このレンズの性能をスポイルしているようですね。
シグマの150mmも、EF100マクロも、このためか、不安定な感じです。
広角レンズ選びは、永遠の難題の様な気がします。
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Tamron SP 15-30mm F2.8 Di VC USDですが、昨年導入したD810用に入れています。
テストも実写もまだまだですが、少し使ってみた印象では、ピント位置がシビアですね。少しずれると周辺の星像の崩れが大きく、びっくりします。これは撮影前に周辺部をライブビューで確かめるしかないでしょう。
それと手振れ補正機能が曲者で、カメラに装着した後、AFとVCをONにしてほぼ水平な面にキャップを付けたまま対物側を下に置いてAF動作を2・3回繰り返してカメラ本体の電源を切り、AFとVCをOFFにしてカメラの電源を入れないと、ランダムに光軸がずれ、ランダムに片ボケが出ます。撮影準備の際に毎回必要と考えた方がよさそうです。(撮影の合間には必要ありません。)
その他のことについてはこれからです。