ダブル鏡筒システム始動2014年11月22日 16:01

木曜夜は、良く晴れた当地です。
もう一台6Dを調達して、SEO SP4改造も終えて戻ってきたので、早速試写に行ってみました。 システムはBORG77EDII+F4DG+EOS6Dのダブル鏡筒です。
EM200に搭載しましたが、元々軽い鏡筒と、カメラなので余裕で載っかります。
ガイド鏡は、ペンシルボーグ+DSI-Proです。

PHDのガイドグラフはこんな感じでした。
昨夜は、9時から12時過ぎまでの3時間の撮影でした。今日は、普通に仕事があるので、無理せずに終わりました。でも、6時間分の撮影データが得られたはずです。自分で見ても、贅沢なシステムと思います。
でも、天気の悪い不安定な日本では、この方向性もありと思います。

問題点は、カメラの回転角度の調整でした。できるだけ、同一画像にしたいのですが、なかなか微妙でした。
連休に、ぼつぼつ画像処理してみます。

このシステムの次なる方向性は、フィルターを1つはLPS-V4, もう一つはHEUIBIIとかを使いそれをコンポする。もう一つに、最初からモザイク目的で向きをずらすとかの撮影も考えています。
カラーアシストは、また勉強をしてみます。




M782014年11月22日 16:24

ダブルシステムじゃなくて、ε130Dで撮影したM78です。
フラットを作り直しました。少し処理がしやすくなりましたが、やはり一部は補正が難しいです。

フルサイズで撮ると、収差やケラレなどの影響もあるのですが、メリットととして大きな画角で撮影できることや星像がよりシャープに見えることだと思います。温度が下がってからは、冷却60Dの出番はめっきりと少なくなっています。

表題のM78ですが、バーナードループをはさんで、LDN1662があります。これをノイジーにならないようにコンポジット枚数を16枚にしたのですが、 これでも足らない感じでした。やはり、淡いものを撮影するのは3時間以上のコースが必要かなと感じています。凡庸ですが、苦労の後がわかるノートリミング でアップします。
撮影データ: Canon EOS6D(SEO-SP4) ISO1600
ε130D 6min x16 (Total 96min) 気温5度
EM200赤道儀(AGS-1S改) Pencil BORG+DSI-Pro PHD Guiding
RAP2→CS6でRAW現像→SI7→CS6