満月期は機材のおはなし2014年11月08日 16:04

今週末は、お天気イマイチの様ですが、満月期のため、あまり気にせずに過ごしています。撮影可能な時期であれば、GPVや気象衛星、PM2.5の予測などをチェックして、どの時間帯で撮影できて、どこを撮影するか計画を立てます。
この時期、天文活動は、しばらくはお休み状態で、機材の調整と称し、物欲を満たしています。

さて、機材の話ですが、最近ダブル鏡筒での撮影をされる方がぼつぼつおられます。
カラーアシストでの、デジ一と冷却CCDの組み合わせもありますが、そこまで処理技術ができていないので、コンポジット枚数の増加やフィルターワークのた めに、今回77EDII+F4DGのシステムをもう一つそろえました。これで、撮影されておられるマルさんの写真をみると、俄然その気になりポチしてしま いました。
F4DGは大変高性能で、125SDや100EDで一々組み替えずに気軽に使用できるよう、消費増税前にポチしてあったので、今回調達したのは77EDIIのレンズと鏡筒バンドだけで、他のパーツはリング地獄のおかげか。既に手元にありました。
手前が今まで使っていた77EDで、奥が今回導入したものです。ステッカーが逆になっています。
接続方法は、手元にあった、L150とL50のφ80mm鏡筒を接続して、接眼部側は7801経由でヘリコイドMに接続しています。L205とくらべ5mm程度ヘリコイドMの繰り出しが多くなります。


一つ一つは軽いシステムなので、遠征用のGPDでも軽々と2台搭載できました。
77EDII+F4DGは、フルサイズまで大変シャープな星像となります。フルサイズカメラは、今のところ6D一台なので、もう一台6Dを導入する予定です。改造するとさらに、20万コースですが、なんとかしないといけません。

このシステムで、単純にこれまでの2倍のコンポジット枚数が稼ぐことができます。
HEIUB-II, LPS-D1, LPS-V4, R64などのフィルターを組み合わせて、フィルターを利用した強調画像にもトライしたいです。この冬は、この2倍システムで、冬の南天低いところを狙うつもりです。