M33再処理 ― 2014年09月02日 12:13
お天気不良時によくやる、2011年に撮影した過去画像を再処理しました。
秋の対象ということで、M33をBORG 125SDで撮影したものです。
先日ヤフオクで放出した0.70xDGTと組み合わせて、QSI583wsで撮影したものです。フォーサーズサイズのCCDなので、画角は少し狭くなり、それを少しトリミングしています。このReducerの特徴が良く出ていると思います。
BORG125SD+0.70XDGT L:10min x4, RGB: 10min x1
人工衛星が横切っており、少し目障りです。系外銀河の処理は、やっぱり良くわかりません。以前の画像と違うところは、デジタル現像を少し変えたこと。背景をFlatAideで処理したことです。
もう一枚M33を再処理しました。
同じくBORG125SDですが、ReducerがF4DGで、カメラは冷却50Dです。
F4DGのほうが、色収差が少ないのがわかります。中心部のシャープさは、ほぼ同じくらいだと思います。
遅めの夏休み ― 2014年09月10日 20:11
最初は、台風の余波が少しありましたが、その後は忘れていた青空になりました。
谷川岳をリフトで登って天神平まで行ってきました。ここでは、星の鑑賞会が催されているそうですが、ここなならば、良く見えるだろうなと思いました。
浅間山は、高校の修学旅行の時以来でした。
車窓からの撮影でしたが、頂上まで素晴らしく綺麗でした。
旅行中に57歳の誕生日になってしまいました。後、何年元気で撮影できるかなと思いました。こんな青空、そして満天の星空を撮影してみたいと願いました。
ようやく、不順な夏も終わりつつあります。なんとか、時間を見つけて撮影していこうと思っています。
解放から使えるAPO Sonnar ― 2014年09月14日 15:11
APO Sonnarですが、お値段に相応した高性能レンズと思います。フォーカスリングはスムーズで、ピントの山も比較的つかみやすいと思います。
解放での性能です。レベル調整のみです。
PIXEL等倍画像です。周辺減光を気にしなければ、フルサイズ周辺まで、崩れのない星像です。明るい星の周囲に少しだけ、色収差を感じる程度です。
このレンズは、レンズの塊の感じで、結構重量感があります。
専用のバンドは純正ではありませんが、K-ASTECさんから限定で作成されています。
大変シャープなレンズなので、しっかりとした固定とガイドが必要で、望遠鏡と同じような扱いが必要だと感じました。
マニュアルフォーカスなので、ISやOSなども無く、大変安定した性能を発揮してくれます。135mmという焦点で、楽しめる対象を探して行きます。
APO SonnarのFirst Light ― 2014年09月14日 23:02
白鳥座からこぎつね座の暗黒星雲を、少し広めに撮影してみました。
撮影の時間帯が早く、光害がいつもより多めでしたので、天頂付近を撮影しました。白鳥頭部から、こぎつね座の暗黒星雲です。ジャック彗星も青緑の光芒として見えています。
Zeiss APO Sonnar135mm/F2 絞りF2.8 3min x16 気温16度
ATLUX赤道儀(K-ASTEC AGS-1S改)Pencil BORG+DSI-Proで PHD Guiding
RAP2でダーク&フラット→CS6でRAW現像→SI7でコンポジット&カブリ補正後TIFF化→CS6で仕上げ
秋の淡い対象をこのレンズで楽しみたいと思います。いろいろなフィルターとの相性も確認する必要があります。
よくわからないノイズ ― 2014年09月18日 19:41
垂直や水平のノイズはこれまで経験があるのですが、斜めのノイズがいっぱい出て、強調処理が不十分となりました。撮影時間が少ないためかもしれませんが、このパターンのノイズは初めてです。
撮影したのは、Sh2-140でした。
BORG77EDII+F4DG (330mm/F4.3)+HEUIB-II 7min x15
EM200赤道儀(AGS-1S改) Famisco60改+DSI-Pro PHD Guiding
RAP2→CS6でRAW現像→DSS→SI7→CS6
PIXEL等倍でのノイズの様子です。
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