現状では、フォーカスが出ない0.70XDGT2014年05月25日 18:58

GS200-RCにBORGのReducerを接続する試みをしています。
中判ヘリコイドでは、.85DGLは余裕で接続できました。0.78XDGTはフォーカスがでません。
ヘリコイドMでは、延長筒25mmをいれて、0.78xDGTがつかえました。

昨夜は、とても良い天気でしたが、9時まで会があり、それから帰って、小屋に行ってテストをしました。
下の写真の様に延長筒をのぞき、接続リングを介して、ヘリコイドMを接続し、0.70xDGTがいけるかどうか試してみました。残念ながら、ギリギリでフォーカスが出ません。設定した焦点は長めのほうが、より焦点が出やすい様で、1000mmの設定です。
星像からは、1-2mmの短縮でフォーカスが出そうと考えます。
どこで、光路長を短くするかですが、ヘリコイドMの接続部で短くするのが、バックフォーカスを変えないので良いのでしょうけれど、作業的に無理があります。

1-2mmならば、カメラマウント側で光路長を短くするのが良さそうです。
いくつかのオプションがあります。
①オフアキ用に作ったBORGのM57接続とM48(T2マウント)アダプターがあるので、薄型のEOS-T2マウントで行く方法もありますが、薄型のEOS-T2マウントは国内製品がなく、費用的に高くなりそうです。
②三つ星のM57-EOSマウントアダプター(光路長5mm)も候補になりますが、手持ちの純正の【7457】M57オス-M57オスの接続リングは光路 長4mmでしたが、三ツ星のM57-EOSマウントアダプターのねじ込み部が浅くて、結果的に光路長短縮になりません。実質光路長0で、調整リングを入れ ることのできるようなリング作成してもらうと良いかもです。
③BORG【7522】M57→M36.4ADに薄型Tマウントを入れる方法もありかもしれません。しかし【7522】の光路長は9mmもあるので、無理かもしれません。

色々と寝ながら考えておりましたが、今回は光路長が実測10.9mmあるBORGのEOSマウントを2mm物理的に削ることにしました。週末、2時間かけて1.1mm短くしたところで、ストップです。FFを入れたりしてトライしましたが、もう少しみたいです。

もうすぐ梅雨入りですが、この取り組みも時間がかかりそうです。

金曜夜は、大変良い天気でしたが、土曜も朝から仕事で、泣く泣く撤収しました。少しだけ撮影したのですが、異種格闘技のBORG60ED+TAKAHASHI C0.72Xを再チェックしました。
これで確認できたことは、この組み合わせは、APS-CのFFフィルターとの相性が良くありませんが、FFなしのフルサイズの6Dだと安定した像になることでした。今年の少し広めの撮影のメインになりそうです。