M81とM822014年03月11日 20:49

2月22日に撮影したものです。

M82の新星の経過をみるのが目的で、少し控えめの2分の露光ですが、子細にみると、18等級の小さな小宇宙まで写っているようです。春の星座は、遠く広 がる宇宙空間の窓になっているのだと感じます。私の現在の持っている望遠鏡の焦点では、小宇宙を楽しむことはできませんが、雰囲気を感じることができます。
撮影データ:Canon EOS6D (SEO SP4) ISO1600 2min x4
BORG 125SD+F4DG (fl=487mm/F3.9)
EM200(AGS-1X改) + Famisco60改 +DSI-Pro PHD Guiding

中心部切り出しです。
2月22日のものでは、M82 の超新星はまだ明るかったです。徐々に減光しているそうです。

4月以降には、GS200RCとATLUXの組み合わせで、長焦点にチャレンジしてみるつもりです。

今回の処理
①EL板でフラット画像を撮影
②RAP2のBAYER MERGEでFLAT作成
③RAP2でFLAT処理
④CS6でRAW現像、ノイズ低減後TIFFで保存
⑤TIFFで保存した画像をDeepSkyStackerでコンポジットして、FITS画像で保存
⑥FITS画像をSI7で開きデジタル現像、デジタル現像後傾斜かぶりを補正し、16bitTIFFで保存
⑦TIFF画像をCS6で最終処理